第1章 入学式
カカシくんに遅れて教室に入って軽く見渡す
みんな席の周りや後ろでおしゃべりしてた
(あ、カカシくんだ……)
(私は席どこだろ、近いといいな……)
座席表が黒板に貼ってあるのを見つけて
自分の名前を探す
(あ……カカシくんの後ろの席だ!!)
とりあえず安心……だけど
あまり好印象は持たれてないだろうと思って
私の方から話しかけるのは控えようと決めた
座席表を前に深呼吸して覚悟を決め
席にそっと着く。
ふー。っとまた深呼吸してると
じーっとカカシくんが私の方を見てるのに気づく
少しびっくりして目を軽く見開いた私に向かって
「だっけ?」
「え……?あ、うんで合ってるよ」
「あっそ」
それだけいうとカカシくんは黒板の方に目線を移した
私はカカシくんが何を考えてるのか分からなくて
頭が白くなった
でも名前を呼んでもらえたことがなにより嬉しかった
それから先生が来て
明日からの事を話して
その場で簡単な自己紹介をして
お昼に各々解散……
(自己紹介……すっごく緊張してかみかみだったな恥ずかしい…)
「緊張しすぎでしょ何あの自己紹介」
「!!!あ、あれでも精一杯頑張ってて……」
「なんでそんなに緊張すんのさ、忍者になるために入学したんなら、もっと胸張りなよ
そんなんじゃ任務上手くいかないでしょ」
「……うん。そうだねカ、カカシくんの言う通りだね。私……火影様達みたいな立派な忍者目指して勉強しにきてるんだもんいつまでも人見知りじゃいられないもんね……ありがとう」
「そっ。じゃ俺帰るから」
「あっ、で、でも。すぐには……人…見知り……直すの…無理だから、お願い。と、途中まで一緒に……」
「なんで俺が付き合わなきゃ行けないわけ」
「まだこうやって話せるのカカシくんしかいなくて……ほんとごめんね」
「ハァ……途中までだからな俺は一人で帰りたいんだから」
「あ、ありがとう!!」
こうして私は
アカデミー初日を嫌そうな顔をした
カカシくんに助けて貰った
一人でテキパキこなせて
自信を持ってるカカシくんが
心底羨ましくて
そんなカカシくんから励ましの言葉を貰って
私はカカシくんに憧れて
カカシくんは私の目標になった