• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の恋愛事情【R指定】

第10章 結婚しない


疲れた…。

もういっそ、彼女の望み通りに形式的な結婚をすればいいのだろうか。




椿と結婚すれば、望み通りに高専に属することができ、次世代の呪術師の育成に力を入れられる。




彼女の財力も魅力的だった。

特に一条昴は、今の呪術界には必要な人物だ。

自分と並ぶ実力に、椿に献身的に尽くす性格から見ても、恵や他の駆け出しの呪術師を任せられる。




改めて考えると、確かにこの結婚はメリットしか無かった。




彼女の心まで欲しいと思わなければ。




悟は大きなソファに背中を預けて体勢を崩した。




『僕が欲しいのはあの椿の笑顔だ。』




急に頭をかすめた自分の言葉に悟は我に返った。




『あの椿』?

一瞬、椿の笑顔を思い浮かべたが、すぐに脳裏から消えた。




悟は結婚した椿の笑顔なんて見たことがない。

なのに、一瞬浮かんで消えた椿の姿は、自分の隣で笑う椿の笑顔だった。




悟はあり得ない妄想に失笑した。

頭が勝手に都合のよい妄想をしたのだと片付けた。

/ 283ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp