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【ヒロアカ】Until You Live【爆豪勝己】

第3章 【二巡目】


二階に到着した。

お目当てのアクセサリーショップが並ぶ通路に足を踏み入れた瞬間、爆豪の視線は獲物を狙う猛禽類のように鋭く、周囲の走査を開始した。怪しい店はないか、不審な人間は近づいてこないか、透に変なモンを握らせようとする奴はいないか。その赤い瞳は、すべてを敵と見做して警戒していた。

透は芦戸に腕を引かれ、目に入ったアクセサリーショップへと駆け寄る。

「「かわいー!!」」

店内は白を基調とした小洒落た雰囲気で、ガラスのショーケースにはブレスレットやネックレスがまるで宝石のように綺麗に並べられている。若い女性客が密集しており、甘い香水の香りが空間に漂っていた。

芦戸が早速ショーケースに顔を近づけて目を輝かせる。
「このハートのやつ超かわいくない!? 透こっち来て!」

爆豪は店の入口付近で、頑なに腕を組んで仁王立ちしていた。どう見ても場違い極まりない。
すぐ隣に立っていた一般人のカップルが「あの人怖くね?」「怒ってるのかな、近寄らんとこ……」とコソコソ囁きながら離れていく。


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