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SW異銀河から落ちてきた言葉の通じない謎の親子を保護しました

第2章 鉄の男と緑の子


庭の隅、おじいちゃんが大切にしていた盆栽棚のすぐ横に、信じられないものが転がっていた。

「な、何……? ゴミ、じゃないよね……?」
月明かりに照らされていたのは、全身を銀色の、重厚な金属の鎧で包んだ大男だった。
その姿はまるで、SF映画の撮影現場からそのまま迷い込んできたかのようだ。

しかし、アーマーの下のチャコールグレーの分厚いアンダースーツには生々しい擦れ傷がある。
左肩から背中にかけて流れる肉厚なウールのマントは、長年の過酷な旅を物語るように裾がボロボロに引き裂かれていた。
男はうつ伏せに倒れており、ピクリとも動かない。

そして、その大男が自分の胸の中に「何か」を必死に抱きかかえていることに気づき、星子はハッとした。
星子は生唾を飲み込み、縁側から一歩、庭のサンダルへと足をすすめた。

「あの……大丈夫、ですか……?」
声をかけた瞬間、男の腕の中から、モゾモゾと小さな塊が動き出した。

汚れが染み付いた、特徴的な黄色の革が一部に使われた黒い本革の手袋——その大きな手の間からひょっこりと顔を出したのは、信じられないほど大きな耳を持った、緑色の小さな生き物だった。
サイズは人間の赤ちゃんくらいだろうか。

「んぁ……?」
その緑色の子は、ピョンと足元に飛んで来ると、大きな丸い黒瞳をうるうると潤ませ、その真ん丸な目を見開いて、じっと上目遣いで星子を見つめた。
さらに、小さな細い指先で、星子の履いているロングスカートの裾を、ぎゅっと掴んだのだ。

「かわ、いい……じゃなくて! これ、一体どういう状況!?」
あまりの超展開に、星子の頭は完全にフリーズしてしまった。
スマートフォンを握りしめてパニックになる星子の目の前で、次に、銀色のヘルメットの大男が、激しく咳き込みながらゆっくりと身体を起こし始めた——。
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