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巨体の人外に助けられて世話される話

第1章 出会い編


「へっ、へんなことしないでね⋯っ」

あなたは木の温かみのある浴室で、彼にほぼさっきと同じポーズで抱えられ、体を洗われていた。

床に尻をついたルドガーは、泡のついた手で肌の上をすべらせていく。

「してないだろう? 入浴中に盛るほど俺は低俗じゃない」
「じゃあなんで大きくなってるの? それ!」

あなたが真っ赤になり彼の膨張したペニスを指摘すると、彼も眉間にしわを寄せて視線を落とす。

「俺が知るか。獣の反応だろう。あまりやかましくするな、こっちも興奮してくる」

ぎろりと雄々しく見つめられ、あなたはすぐに黙った。
しかし爪をしまい、出来るだけ優しく撫でようとするのが伝わるルドガーの手のひらに、意図せず体がびくつく。

「や、やだぁ⋯⋯っ」
「⋯⋯甘い声を出すな。ほら、終わったぞ。そこは自分で洗え。⋯⋯出来るか?」
「⋯⋯出来るもんっ」

ゆっくり手を置いて前を簡単に洗った。
あれだけいっぱい中に出されてしまったのだ。体がどうなってるのか考えるだけで恐ろしい。

でも二倍の広さはありそうな彼の肩に包まれ、胸にもたれかかっていると、体が休まってくる。

「はあ。ねえルドガー。あなたの髪もまだ汚れてるよ。こっちに来て」

世話されてほだされたわけじゃないけれど、あなたは彼に頭を下げてもらい、新しい泡をつけて洗ってやった。

「⋯⋯⋯⋯どういうつもりだ。」
「なに? 恥ずかしいの? ⋯⋯ふふ」

大人しくしているルドガーの短く黒い髪は、思ったより柔らかい。曲がった黒い角をよけて洗うのは難しいが、だんだん楽しくなってきた。

彼がけして敵わない屈強な大男だからか、何かをやってあげるのも気分がいいものだ。
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