第5章 騎士団編
「はぁっ、はぁっ、んあぁっ」
あなたの小さな体が、尻を上げたまま、ベッドの上で四つん這いになっている。
「んんん、もっとゆっくりっ、だめぇっ」
激しいバックでの突きに腰が弾む中、自分で口に手を当てる。
それでも快楽が全身をつきぬけ、コントロールがままならなかった。
「お前の可愛い口を塞ぐな。甘い声を聞きたいんだ」
「だって周りに聞こえたら恥ずかしいもんっ」
ここに移り住んでからの切実な懸念だ。
愛されることは喜びだとしても、羞恥は残っている。
「聞こえないと思うが……別にいいだろう? 俺達が愛し合う音だ」
あれだけ嫉妬深い男が、堂々とのたまう姿に唖然とする。
「ばかっ、ルドガーは何も分かってないんだから! 自分勝手だよ!」
「どこがだ。ああ、不機嫌になるな。お前の好きな体位にしてやるから」
そう言って優しく後ろから抱きしめ、体勢を変えた自らの上に乗せようとしてくる。
一方こちらは反抗的だ。
「嫌……あなたが上に来て。早く抱きついて腰振りなよ」
顔だけ振り向いて、挑戦的に言ってやる。何も上になる方法はポーズだけじゃないのだ。
プライドの高い彼に切れられるかと思ったが、実際は喜ばせただけだった。
にっと男らしく笑い、あなたを覆い尽くすように胸板を押し当ててくる。
「んああっ」
「嬉しいぞ、。お前から本気で俺を求める情熱を感じる。俺はこれを欲していたんだ……掴まれ、今日はお前を孕ます勢いで抱いてやる」
「……へっ? いや、だめ、あああぁんっっっ」
そのあとは、覆いかぶさってきたルドガーがあなたを占領し、激しいピストンに見舞われた。