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巨体の人外に助けられて世話される話

第5章 騎士団編


「ねえねえ、私ね、魔力があるって言われたんだけど……もしかしてルドガーがくれたのかな?」

ドキドキしながら自分なりの推測を話してみた。
珍しくルドガーの目が獣化した時のように丸くなる。

「何の話だ…? お前に魔力はないぞ。あいつに騙されたんだろう」
「ええっ? そうなのかな。あんなに普通に嘘つくの?」
「つくぞ。魔術師はな。信用するな」

あなたも考えてみるが、冗談だったにしては、魔術の訓練を提案されるし本気に見えた。

「だが、……どうして俺が与えたと思ったんだ?」

彼の指先に顎を取られ、おもむろに上向かせられた。
ルドガーの目元は薄く笑み、期待まじりだ。

じりじりと彼の興奮と熱が、その分厚い肉体から伝わって来た。

「それは……っ」

あなたはぐぐっと言葉に詰まる。
今まで恥ずかしくて話題に触れられなかったが、最初に彼に食事と称して、精液を飲まされたことがある。

それに、そのあとの交尾では幾度も中に出された。今までだってそうだ。

原理は分からないが、自分に力の源みたいなものが備わってるのではと、空想的な考えが閃いていた。

「なあ、お前がなぜそんな発想になったのか……詳しく教えてくれないか?」
「もう! 急に甘い声出さないでよ!」
「俺を止めるな。発情するだろう。俺が与えたものが、お前の中に残っていると言われればな……」

彼の胸が高く上下するのを見て、あなたは焦る。
やばい。興奮を最高潮にさせたかも。

そうこうしているうちに、ルドガーは突然シャツを脱ぎ、肉感的な褐色肌があらわになった。

上半身裸の彼に横抱きにされ、そう遠くないベッドへ運ばれる。

「ちょっとルドガー、今大事な話してたんだよ、考察は!?」
「俺には分からないな。お前の体に確かめてみようか?」

彼はわくわくした表情であなたの頬にちゅっとキスを落とす。

そうされればもう、赤く黙って撃沈するしかなくなった。

今まで気づかなかったのに今日だけで理解するだろうか?
疑問だったが、心も体も自信にみなぎっていた彼に敵うはずもなかった。
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