第3章 庭園にて
「あ、あぁっ、きもち、いぃ」
「可愛いぞ、ほら、お前の好きなとこを擦ろうな」
なぜかこちらが手懐けられてるみたいになるが、短い息遣いで一生懸命気持ちよくしようと動かれると、あなたも彼に合わせて掴まりたくなる。
だが突然ルドガーはあなたを見つめ、こんなことを言い出した。
「ふう、あぁ、子作りがしたくなるな」
「⋯⋯んぇ!? だめだよ、まだだめっ」
「ああ、わかっている。俺もまだまだお前と2人がいい。こうして独り占めしていたい」
汗ばむ彼の目元は笑み、甘く吸うような口づけをしてきた。
彼にもたらされる驚きはまだ終わらない。
「愛しているぞ、」
「⋯⋯えぇっ!」
つい大声で反応してしまった。
言葉がすぐ出てこないでいると、彼は上気した顔でうっとり見つめてくる。熱に浮かされてるような雰囲気だ。
「すまない、早まったか。⋯でも俺の気持ちを伝えたかったんだ⋯⋯お前をこんなにも愛していると」
そう言って抱きこまれ、くらくら目眩が抑えられない。ときめきもだ。
どうしよう。混乱して揺れる背中に手を回す。
「あぁっ、ルドガー⋯またいっちゃう⋯!」
「⋯⋯⋯くっ、俺もだ⋯!」
彼がくれた甘い言葉を反芻し、あなたも再び達してしまった。奥に長く流れ込んでいくのが伝わり、温かく満ち足りていく。
「んぅ、はぁ、はぁ⋯⋯」
抱き合いながら見つめ合い、互いの唇を余韻の中で求める。
かつてここまで距離が縮まったことがあっただろうか。分厚い胸にしまわれていて、もう隔てるものは何もないみたいだ。
彼が壁を一枚ずつ取っ払っていったように思う。
そしてそんな彼を、あなたも広い心で受け入れていった。
ルドガーと番になったのだと、いまや全身で感じていた。