• テキストサイズ

巨体の人外に助けられて世話される話

第26章 彼女を知る者


あなたは夜空に浮かぶ月と、月明かりに照らされた群雲の美しさを満喫した。

そして一瞬、冷たい顔になる。

「よし、やろう」

そう言って準備をする。

割烹着に着替え、手袋をし、目だけが出る状態で家畜小屋とは別の小屋に現れた。

愛情をかけながらも、他の家畜とは離して、しばらく一匹だけにして育てた動物が寝ている。

それを、あなたは一人で手にかけた。

「……っ」

すべてを受け止め、その行為を行う。
言葉をかけることもせず、自分と子供たちが生きていくための行いを、済ませる。

もちろん辛かった。
最初の頃は、間違っているとも苦悩した。

でも、それが生きるということなのだと、あなたはいつしか自分自身で学んでいた。
/ 422ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp