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巨体の人外に助けられて世話される話

第26章 彼女を知る者


あなたは十七歳になったばかりの女の子で、孤児である。

最初は孤児院で育ったが、成長するにつれて出ていかなければならなくなり、そのあとはある村で住み込みの仕事をした。

だがその村が火事に見舞われ、多くの家が焼けてしまい、途方にくれる。
大きくもない村だったが、身よりをなくした子供たちをあなたは見つけた。

他の街まで歩き、里親を探そうとしたけれど、どこも余裕がなく断られた。

「ごめんね。うちでは無理だよ。……あんたもさっさとどこかに押し付けて、自分の人生歩んだほうがいいよ、まだ若いんだからさ」

ある女性にそう言われ、外で待っている子供たちのことを思う。

あなたはそれから、焼けた村に残り、自分達で生活を始めることにした。
お金は少しあったため、必要最低限のものを買い、他に拾ったものも使った。

でも、大人には頼ることができない。

だから自分で数年かけて家畜を増やし、植物を育て、彼らの世話をした。
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