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巨体の人外に助けられて世話される話

第24章 入団編


「ですがさんなりのやり方では、思わぬ結果が得られることもあるのだと、今回感じましたよ。そこは勉強になりますね」
「ええっ。師匠に勉強されるなんて…私まだ魔術勉強して半年未満ですよぉ、ふふっ」

あなたが調子に乗ってくると、ミザロは真面目にこんなことを提案する。

「期間はあてになりませんよ。この魔術師団は実力主義ですから。……ではあなたがこれから任務で催眠を行うときは、少しターゲットを厳選したほうがいいかもしれませんね」
「え……どういう意味ですか?」

彼の提案はいつも静かだが、爆弾並みに威力がある。
警戒したあなたは喉をごくっと動かした。

「攻略難易度が高い相手ということですよ。つまり、心が複雑な標的であったり、社会的地位が高い者などです」
「いやいや師匠、そんなの無理でしょう。いきなり何言い出すんですか」

見た目が可愛らしい小娘だから油断されるだとか考えてるのだろうか。

だが自分がそんな相手を催眠にかけるなんて、想像ができなかった。

ひとまずこれからの任務については、また追って知らせると言われ、肩の力を抜く。

ミザロは今は暇な時間帯なのか、立ち上がり奥の部屋に消え、ケーキまで出してくれた。

あなたは遠慮なく師とのお茶を楽しみ、リラックスし始める。
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