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巨体の人外に助けられて世話される話

第20章 任務編


「……分かりました。私もあなたに同意しますよ、ルドガー。この調子なら、さんは大丈夫でしょう」

ミザロの言葉に皆が顔を上げる。

「さん、セロさん、ナザルさん。あなた方三人は全員合格です。ルラ・パルセ魔術師団への入団を認めましょう」

そう言って彼が美しく微笑んだ途端、あなたとセロは飛び上がった。

「やったーーー!!」
「ははははは! だから言っただろう、大丈夫だってな! おっしゃーー!!」

年の違う若い娘と青年が手を取り合って喜び、はしゃいでいる。
そんな様子を、二人の獣は穏やかに見守っていた。

「あーあ。マジで入っちまったな、ルドガー。お前の心労もすごいことになるだろうな」
「……そんなことはない。さっきの俺の宣言を、お前も聞いただろう」
「無理すんなよ。ほんとは全部の任務についていきたいんじゃねえか」
「まあな……俺はお前が羨ましい、ナザル」

初めてぽつりとルドガーのそんな心を聞き、赤髪の獣は目を丸くする。

だがナザルはセロを見やり、ルドガーの肩をなんとなく叩いた。

ルドガーはあなたがひとしきり同僚の魔術師と喜んだあと、自分のもとに飛び込んでくるのを待っていた。

「ルドガー、やったよ! ありがとう、あなたのおかげだよ!」
「お前のおかげだ、!」

あなたがジャンプして自分の胸に掴まってきて、ルドガーの笑顔も爆発する。

心配は消えないだろうが、大事な大事な番のあなたの幸せは、そんなことには負けないのだ。

だから彼はこれからも、いつでもあなたのそばにいる。
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