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巨体の人外に助けられて世話される話

第20章 任務編


「やっぱ、仲間がいるってことっすかね。フフっ、自分ひとりじゃここまでたどり着けなかったし。……だから、そのぉ……使役獣がいるってことの尊さを学びましたね」
「それでは二つですね。不合格です」
「なんでだよッ」

セロはせっかく心をさらけ出したのに冗談で返されて切れていた。
そして次はナザルだ。彼はセロのことを横目で見たあと、口を開いた。

「こいつにありがとうって言われたことだな。あれは何年かぶりに裏がなかった」
 
彼もまた正直に話すと、低い位置からセロの穴が開くような視線を感じたが、ナザルの口元はリラックスしている。

ミザロは「素敵なお話ですね」と評したあと、あなたに質問を振った。

「私が一番よかったのは、ルドガーが実際に戦闘しているところが見れたことです。彼の信念と力強さを改めて知りました」

一番服が汚れているルドガーを見上げて伝えると、彼は少し照れくさそうに微笑んだ。

そして皆は最後の功労者ルドガーに注目した。
彼がいなければ、この任務の成功はなかっただろう。

「俺はが魔術師としてやっていけると、確信できたことがよかった。……お前はこれからも大丈夫だ、。俺が保証する」

そう軍人として、番として言ってもらえたような気がして、あなたは必死に涙をこらえて顔をまっすぐ向けていた。

本当に嬉しかった。誰に認められるよりも、ルドガーが言ってくれたことが。
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