• テキストサイズ

巨体の人外に助けられて世話される話

第20章 任務編


いよいよ任務当日。四人は魔術師団の職員により、転移魔法でその場所へ送られた。

内容は数日前に教えられた、魔界の山奥の遺跡調査だ。

朝早くに出発し、残された一行は、互いをじろじろ見つめ合っていた。

「セロさん、そんな大荷物で行くんですか?」
「おうよ。俺いつもの枕じゃねえと寝れないからさ。お前こそなんだよその分厚い本。修学旅行じゃねーんだぞ」
「モンスター図鑑ですよ、まだ全部頭に入ってなくて」

あなたは昨日も緊張からすぐに寝付けず、ギリギリまで準備していた。

皆動きやすい服装にリュックを背負う中、ルドガーがあなたの荷物を確認する。

「、魔物図鑑は置いていけ。俺が覚えている。それから荷物も少し減らそう。長くても明日の夜には帰れるだろう」
「あっ、そっか。じゃあこれも⋯⋯」

あなたが化粧品ボトルを取り出すと、ルドガーは頷いた。

「ああ。野営では必要最低限でいい」

ルドガーは全員の荷物から不要なものを集め、袋にいれて土に埋めた。
さすが野営任務にも慣れている軍人である。

「んじゃもう行こーぜ。、今日はあんたに俺の格好いいとこ見せてやるからな」
「はい、よろしくお願いしますねナザルさん」
「つうか俺らに任せときゃ楽勝だよ! こう見えて師匠に遺跡に100回ぐらい閉じ込められてるからさぁ俺」
「えぇ!?」

なんの緊張感もないセロが異常なことを言っていたが、あなたは先頭の二人についていく。
ルドガーも隣をしっかりと守り、周囲を警戒しながら進んだ。
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp