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巨体の人外に助けられて世話される話

第9章 お世話編


実験的な三日間、ルドガーはあなたを抱かずに耐えた。
スキンシップはやたら増えていたが、その分四日目の彼の勢いはすごかった。

まだ体は回復途中のため細心の注意を払ったものの、二人は心満たされるまで愛し合うことができた。

「ふう……今日で休暇も終わりなんだねえ。こんなこと言ったらダメだけど、寂しいなあ」
「ああ……俺も寂しい。お前とこんなに長く、二人きりで過ごせたのは初めてだからな」

居間のソファで寄り添い、感慨にふける。

「だが休暇はまた取れる。そのときは、もっと楽しいことが待っているんだからな」
「うんっ。そうだよね。そのためにもまず、元気にならないとね」

二人で微笑みを見合わせ、大きさの違う手をぎゅっと握り合った。





そして五日目の朝。
期待していた出来事が、怒涛のごとく押し寄せてきた。

「見て! やっぱり体が治ってる!」
「本当だ……!! 指も動かせるか? つま先も…! 、やったぞ!!」

今度こそ二人は一点の曇りもなく大喜びした。

あなたは三週間ぶりに立ち上がり、彼の胸へ飛び込む。
自分の頭が胸下にすっぽり入るほどの身長差があるのだと、久し振りに思い出した。

「よかったよぉ……ううっ」
「ああ、泣くな。もう大丈夫なんだ。お前は回復した。これからは自由だぞ、俺もいる」

治ってもそんなふうに伝えてくれるルドガーに、愛しさと感謝で胸が一杯だ。
再び動けるようになったこれからは、自分が彼にお返ししていきたいと思った。
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