第12章 12
「今日はどうされたんですか?」
「ええ、この近くで聞き込みをしてる時にコナンくんと偶然会ってね。送るついでに少しお茶することになったの。」
安室さんの質問に、ハキハキとした口調で女性が答えていた。
「そうでしたか。コナンくんと刑事さんが一緒だったから事件でもあったのかと。」
………やっぱり刑事さんなんだ。爆処ではなさそう。聞き込みだから、捜査一課とかかな………。
そんな想像をしていたからだろうか。
不意にじんぺーくんの顔が頭に浮かんだ。
そのせいか、知り合いでもない彼女のことが少し気になっていた。
「柚希さんどうかされました?」
不意に安室さんから声を掛けられ現実に戻った。
テーブル席からカウンターに戻ってきたようだ。
「えっ?…あっ、はい。大丈夫!」
「また…、なにか考え事されていたんでしょうね。まぁ大丈夫なら、よかったです。」
そう言ってカウンターに戻りミルクティー作りを再開した。
その後数分待っていると「お待たせしてしまいました。」とミルクティーを持ってきてくれた。