第14章 もうすぐ誕生日
勇斗君「もしかして、俺と二人きりだから緊張してる?」
「えっ!?/////////」
勇斗君「図星だ?」
「ち、違うよ!//////」
勇斗君「(笑)」
「もう……勇斗君!」
「ごめんごめん(笑)」
そう言いながら笑う勇斗君。
その笑顔を見ていると、私も自然と笑ってしまう。
――やっぱり。
勇斗君といると、楽しい。
ショッピングモールに到着。
勇斗君「さて、何から見る?」
「う〜ん……。」
私はスマホにメモしていた候補を見る。
「太智君の好きなキャラクターのキーホルダーとか、洋服とか……レッスンシューズもいいかなって。」
勇斗君「なるほど。」
勇斗君は真剣に考えてくれる。
勇斗君「でも、太智なら……。」
「うん?」
勇斗君「たぶん、ちゃんが選んだものなら何でも喜ぶと思うよ。」
勇斗君「……え?」
思わず勇斗君を見る。
勇斗君は、いつもの笑顔。
勇斗君「だって、太智が一番嬉しいのって、ちゃんが自分のために選んでくれたってことでしょ。」
「……。」
胸が、少しだけ苦しくなる。
「そう……かな?」
勇斗君「うん。」
勇斗君は少しだけ目を伏せる。
勇斗君「……俺だったら、嬉しいけどね。」
「え?」
勇斗君「好きな人が、自分のために選んでくれたプレゼントなら。」
「……。」
一瞬、空気が止まったように感じた。
勇斗君は私の目を見る。