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禁断の恋をしてしまいました

第14章 もうすぐ誕生日


「……本当に何でもないよ。」


勇斗君「……。」


「昨日、ちょっと色々あって疲れちゃっただけよ。」


勇斗君「色々って?」


「それは……ほら、体調悪かったし・・・ね?」


言葉に詰まる。


勇斗君は、しばらく私の顔を見つめた後、小さくため息をついた。


勇斗君「……分かった。無理に聞かない。」


「……ごめんね。」


勇斗君「でも、一つだけ聞いていい?」


「……な、に?」 


勇斗君「昨日、泣いてたのって……太智が関係してたりする?」


「……!」


心臓がドクンッと大きく鳴った。


「ち、違う!」


思わず声が大きくなる。


勇斗君「……。」


しまった。


慌て口を塞ぐ。


勇斗君は何も言わず、私を見る。


「……。」


勇斗君「今の反応で、だいたい分かった。」


「えっ!?」


勇斗君「いや、何でもない。」


「何でもなくないでしょ?」


勇斗君「じゃあ聞くけど。」


勇斗君は少しだけ真剣な顔になった。


勇斗君「太智の関係した事で泣いたの?」


「……。」


答えられない。


勇斗君「……答えなくていい。」


「え?」


勇斗君「今の ちゃんの顔見たら、もう十分だから。」


「……。」


勇斗君は少し困ったように笑った。


勇斗君「俺さ、 ちゃんが泣いてるの見るの耐えらんないんだよ。」


「……勇斗君。」
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