第13章 新たなライバル
〜太智君side〜
太智君「 ちゃん? ちゃん?」
何度、ちゃんの 名前を呼んでも俺の腕の中で脱力して目を覚さない。
太智君「・・・だから言っただろ?無理し過ぎなんだよ。アホ、ホンマにアホ(怒)」
勇斗が近付いて来る。
勇斗君「熱高そうだゾ?計りたいけど、さすがにマズイよな?計るのは(汗)」
太智君「当たり前だ(怒)」
勇斗を睨んで ちゃんを抱き上げてソファに寝かせる。
楽屋に置いてあったタオルケットを ちゃんにかけた。
俺は、 ちゃんの額を掌で触った。
太智君「あっつ!!」
結構、熱が高かった。
太智君「何で、無理するなって言ったのに無理すんだよ(涙声)」
勇斗君「それが、 ちゃんなんだよ。俺達の為に一生懸命が、 ちゃんなんだ。俺は、そんな一生懸命なちゃんを見てて気付いたらいつの間にか好きになってた。」
太智君「・・・俺だってそうだけど・・でも本当は、もっと自分の身体の事も大切にして欲しい。俺には大切な人だから。」
勇斗君「・・・そうだよな?」
太智君「でもさ、今日、 ちゃん、何かあったみたいなんだよな?本当の事は教えてくれなかったけど泣いてたみたいだし。目が赤かった。メイク室を出て少しスタジオに近い方の廊下で。」
勇斗は、怪訝な顔をした。
勇斗君「はぁ?・・・なんだよ、それ?メイク室の近く・・・誰に泣かされたんだ?許さねぇ(怒)」
太智君「それが分からないんだよな。」
タオルを水に濡らして絞って ちゃんの額に乗せる。
太智君「熱、下がると良いけど・・・」