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禁断の恋をしてしまいました

第13章 新たなライバル


そして葉月ちゃんが、


葉月「 さんって、塩崎さんと距離が近いですよね?マネージャーだから仕方ないとは思うんですけど……。」


葉月ちゃんは、少し笑って、


葉月「私、結構ヤキモチ焼きなので、距離が近いの困るんです」


私は反論出来なかった。


「……分かった。」


葉月「本当ですか?」


「出来るだけ2人にならない様に・・・する。」


葉月ちゃんは満足そうに微笑む。


葉月「ありがとうございます。約束ですからね」


そしてスタジオへ向かおうとして、すれ違いざまに葉月ちゃんが一言


「私、塩崎さんの誕生日に気持ちを伝えるつもりです。」


私の足が止まる。


葉月「だから……応援しててくださいね。」


そして先に葉月ちゃんは、歩いて行った。


応援なんて……出来るわけがない。


私だって――。


太智君が好き。


誰にも渡したくない。


でも、太智君の気持ちは?


一人になった静かな廊下。


後ろから誰かが近付いて来る足音。


太智君「ちゃん?・・・こんなとこで何してんの?」


私はビクッと肩を震わせる。


振り返る。


「太智君……。」


まだ目が赤かったのか、


太智君「……泣いた?」


と聞いて来た。


「・・・泣いてないよ?」


太智君「嘘!目、赤いやん?」


私は答えられなかった。


太智君は心配そうに近づいて来る。


太智君「まだ具合悪いんじゃないの?」


私は首を横に振る。


「大丈夫。」


太智君「……本当に?」


「うん」


太智君は少し黙って私をジッと見る。


私は目を泳がせる。


太智君「何か、俺に隠してる事・・・ない?」


「・・・へ?」


どうして、そんなに鋭いの?


「べ、別に何もない・・・よ?」


太智君「それなら、ええけど何かあるんなら俺にちゃんと言うんやで?」


「わ、分かった・・・」


太智君は、スタジオに向かって歩いて行った。


言える訳ないじゃん。


ヤキモチ妬き過ぎて苦しいだなんて・・・
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