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禁断の恋をしてしまいました

第12章 初めてのミス


しばらく、そのままの体勢で車が走って行く。


ずっとドキドキしたまま衣装さんのとこに着いた。


急いで5人分の衣装を車に積んでスタジオに向かった。


スタジオに帰ってる途中、私のスマホにLINEが届いた事を知らせる音が鳴った。


スマホの画面のロックを外すと太智君からだった。


「あっ!」


と小さく呟いたら勇斗君は運転をしながら横目で私をチラッと見た。


勇斗君「・・・誰から?」


「えっ?・・・あ、太智君・・・から」


勇斗君「そっか・・・なんて来た?」


スマホのLINEを開く。


「『ちゃん、大丈夫?本当は、俺が、ちゃんを助けたかったけど車、運転出来ないから、ちゃんを助ける事出来なかった。ごめん。」って・・・どうして太智君が謝るの?私が悪いのに・・・スタッフさんやメンバーや 勇斗君や衣装さん、皆に迷惑かけて・・・私、マネージャー失格。ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ」


さっきより咳が強くなってて頭がさっきよりボ〜ッとする。


それでもLINEの画面を見ながら悔しさでスマホを持つ手に力が入る。


勇斗君「俺はさ、ちゃんをマネージャー失格なんて全然思わないけどな?」


「えっ?・・・どうして?」


驚いて勇斗君の運転中の横顔を見た。


「どうして?って、ちゃんは。いつも俺達の為に一生懸命じゃん。撮影時間延びても忙しくても夜中まで仕事になっても文句一つ言わず俺達がスムーズに仕事出来る様に考えて先に動いてくれる。俺達さぁ、ちゃんがマネージャーになってくれてから、凄く仕事やりやすくなったんだよ?それ、他のメンバーも言ってる。だから、ちゃんは、1回のミスで自信なくす必要なんてないの。・・・分かった?」


そこまで言って赤信号で止まり、笑顔でこっちを向いてくれた。


「勇斗君・・・ありがとう(ウルウルウルウル)」


勇斗君「お、おぉ/////////」


体調がドンドン悪化して行く中で、私は、太智君からのLINE「本当は、俺が、ちゃんを助けたかった」という言葉を何度も何度も読み返していた。
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