第12章 初めてのミス
駐車場に停めてあった勇斗君の車の助手席に乗る。
衣装さんに電話をしたら衣装は、まだ衣装さんのとこにあると言う事で勇斗君の運転で向かった。
「勇斗君・・・迷惑かけて本当にごめんなさい(ウルウル)」
膝の上で両手をギュッと握り悔しさで震えていたら運転しながら勇斗君は、運転席から左手を伸ばしそっと私の両手を優しく包んで握ってくれた。
私は、ドキッとして勇斗君を見た。
「勇斗君?」
勇斗君「迷惑なんて全然思ってないよ?むしろ、 ちゃんを助けられて俺は嬉しいよ。いつもミスしてる訳じゃなくて、本当に珍しいんだから、 ちゃんがミスするなんてさ。体調悪いんだし仕方ないよ。」
「ゴホッゴホッゴホッ。・・・体調が悪いのを言い訳にしたくないんだけどね?」
私が、そう言うと勇斗君は、怪訝な顔をした。
勇斗君「 ちゃんは、一人で頑張り過ぎなんだよ。少しは俺に頼れ。」
勇斗君の優しさに笑顔になれた。
「ありがとう、勇斗君。」
勇斗君は、左手を私の左のこめかみに持ってきて引き寄せる様に私の頭を勇斗君の肩に乗せる形になった。
これってヤバイよ////////////
ドキドキする/////////
私、勇斗君にドキドキしてる。
ダメじゃん。
「勇斗君?ちょっとこの体勢は・・・」
私は、真っ赤になった。
勇斗君「ん?ドキドキする?(笑)」
イタズラっぽく笑う勇斗君。
「する/////////だから、離して?/////////」
勇斗君「 ちゃんが、 ドキドキするんなら、しばらくこのままが良いな/////////実は、俺もドキドキしてる/////////」
「えっ?」
顔を上げて勇斗君を見たら本当に顔が真っ赤になってた。