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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第15章 【第十四話】言いかけた熱 



けれど、どれだけ手のひらに力を込めても、胸の奥のざわめきは少しも静まらなかった。


――少しは、自覚しろ。

また、あの声が蘇る。


私はたまらず、左手で顔を半分覆った。

「……っ、もう……」


自分でも理由が分からないほど、鼓動の熱が引いてくれなかった。
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