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彼女はボクに発情しない

第4章 妖精の夜想曲


「もっとぉ・・・もっと奥に欲しい・・・」
誰にともなく言う。そのまま二本の指を卑猥に動かし、蜜壺を自身で蹂躙する。ぐちゃぐちゃと肉と水が擦れる音が室内に響き、淫らな性の匂いが立ち上る。

早く・・・陽太・・・早く来て・・・挿れて・・・。

陽太のモノは見たことがないが、他の男のものなら見てしまったことがある。それと同じような立派な屹立が陽太にもあるに違いない。心が、身体が、それを求めてやまない。

「欲しい・・・・ほしいよ・・・陽太ぁ・・・」
陰部をぐちゃぐちゃにしながらはしたなく男の精を求める。

ー違う・・・こんなの私じゃない・・・。

「おちんぽ・・・挿れて・・・セックスぅ・・・」
淫らな言葉が次々溢れる。自分で自分の乳首をつまみ、引っぱり、それでも刺激が足りない。男の人の匂いに包まれて、身体の芯まで犯され尽くしたい・・・。

ーいやいや!!・・・もうやめて!

よだれがだらしなく緩んだ口元から垂れる。陰部からは幾筋もの愛液がしとどに溢れ、太ももをベッタリと濡らしている。止まらない・・・指・・・止まらない・・・。

ーもう・・・いやぁ・・・

コンコン・・・、トイレのドアがノックされる。

「!いるか?」

陽太の声だ。ああ・・・やっとしてもらえる。おちんぽ・・・欲しい・・・早く・・・。
私は無言でスライド式のドアを少しだけ開け、愛液にまみれた手で陽太の腕を掴むと、素早く彼を中に引き入れた。

「う・・・酷い・・」

陽太が小声でつぶやく。多分、彼は言葉にしていないつもりなのだろう。それくらいの声だったが、発情し、五感が鋭敏になっている私は、そんな声にならない声すら聞き逃さなかった。

ー耳を塞ぎたい、目を覆いたい!いや!!!見ないで・・・陽太・・・見ないで!

「陽太ぁ・・・頂戴・・・太いの・・陽太のちんぽぉ・・・。もう・・・あたし・・・あたし・・・」
舌を出し、ちろちろと唇を舐めながら、私は陽太を、陽太の男の身体を求めてフラフラと近づいていく。

抱きついて、唇を吸って、腰にむしゃぶりついて・・・
もう、我慢なんてできなかった。身体の奥が沸き返り、熱い杭のような陰茎の刺激をひたすら求めている。

ー違うの!本当はこんなこと・・・こんなこと・・・
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