• テキストサイズ

彼女はボクに発情しない

第4章 妖精の夜想曲


この頃になると視覚にも変化が出ている。世界が灰色に沈み、通行人の中で男性だけが輝くように際立って見える。全ての男性が私にとって魅力的に見え始める。

ああ・・・精神にも影響が出だした・・・。

私はここからを個人的に『第二フェーズ』と呼んでいる。欲求が高まるのだ。とにかく目につく男性に抱きつき、キスをし、その性器を貪りたいという焦がれるような欲求が頭をもたげる。これは時間とともに高まり、そのうちコントロール不能になる。

家まで、間に合わない・・・。

仕方なく、私は駅ビル横にあるスター◯ックスに飛び込み、そのままトイレに入る。とにかく刺激を遮断しないと、私が誰かを襲ってしまいかねない。

スマホを取り出すと、一番表にある星型のシンプルなアプリアイコンをタップする。このアプリは陽太が作ってくれた私専用の緊急通報アプリだった。
ワンタップで陽太にSOSメッセージと現在の居場所を送信できる。

自分の息が荒くなるのを感じる。アソコがジュンジュンとエッチな液を吐き出しているのが分かる。この段階が『第三フェーズ』だ。

陽太に言わせると、私自身の表情、態度、そして、なによりも匂いが蠱惑的、誘惑的になるという。近くに男性がいれば、容易に性的に興奮し、私を襲うようになる。実際、このフェーズのせいで、私は何度も犯されかけ、その度に陽太に助けられている。

この状態になると、もう自分ではコントロール不能になってしまう。ここから出ないように自分を押し止めるのが精一杯だ。

スカートと下着が邪魔だったので、脱ぎ捨てた。洗面台に座ると、お尻に直接当たる石の感触がひやりとして心地よい。

「あん♡」

それだけで甘い声が漏れてしまう。早く触りたい。気持ちよくなりたい。快感を貪りたい。

私の頭の中は淫靡な性欲でいっぱいになる。片膝を立て、秘所をむき出しにすると、躊躇なく右手の中指を、ついで人差し指を沈める。ぬるぬると濡れそぼった花芯は二本の指をなんの抵抗もなく受け入れる。

びりっと電気信号にも似た甘い感触が脊髄を駆け上がる。あああ・・・いい・・・。白い喉をのけぞらせそれだけで私は軽くイってしまう。でも、これじゃ全然足りない。
/ 127ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp