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【最遊記】千日紅

第8章 Love Trigger★


「えと…悟空…は?」

「悟空は一番離れてる部屋でしたし、グッスリ寝てましたよ」

それを聞いて少しほっとする。

「あの…その…」

「僕が三蔵の立場でもそうしてましたよ」

「俺も〜」

「今回たまたまそこに居合わせたのが三蔵ってだけです」

「てめェら…」

「〜っっ//////
ご馳走様!食器洗ってくる!!」

八戒にフォローされるも、居た堪れなくなった華楠はその場から逃げるように食器を重ねて調理場へと持って行く。


「真っ赤になっちゃってかーわいーね。
で、三蔵サマ。脱童貞(チェリー)おめでとさん♪三蔵サマってば意外と激しいのね〜」

茶化すように言う悟浄に、三蔵はジャキと銃を向ける

「殺されてぇようだな」

「ギャー!冗談冗談!!」



「それより三蔵、昨夜宿の方から顔を怪我したと傷薬を貰ったのですが…」

八戒が三蔵を見るも傷などどこにもない。

「傷なんてねーけど?」

華楠と入れ替わりで、三蔵の朝食を運んできた悟空がじーっと覗き込む。

「いや…確かに切れた感覚はあったが」

「一晩で治ったってことかぁ?」

「…………彼女は気を自在に操ることができる…ということは…」

「あいつと体を重ねることで俺の治癒力が一時的に高まったと?」

「無意識の房中術みたいなものですかね」

「はぁ?てことは華楠とヤれば傷がすぐ治るってか?」

「端的に言えばそういうことです」

「三蔵…」

「ああ…」

三蔵は八戒の言わずとせんことが分かっていた。敵側に知られた場合、華楠の身体(能力)が蘇生実験に利用される事は明らかで。

「今回みたいなこともあったわけですし…気を引き締めないといけないですね」

「基本的には一人にさせんことだな」

「よく分かんねーけど、華楠を一人にしなきゃ良いんだな!」

完全に一人にさせないということは無理なため、なるべく誰かが傍に居るという意見で固まった。

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