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【最遊記】千日紅

第8章 Love Trigger★


「おーい華楠!」
後片付けをしている華楠に悟空が手を振りながら駆け寄る。
踊りが終わったことで人ははけていた。

「なぜここで踊りを?」

「手持ちのお金が減ってきちゃったから日銭稼ごうと思って!みんなも色んなことして稼ぎながら旅してるんでしょ?八戒と悟空は何して稼いでるの?」

「俺らはねー!もごもご」
悟空の口を咄嗟に押さえる八戒。

三仏神から渡されているクレジットカード(主に三蔵の)で生活しているなんて、恥ずかしくて言えないのだった。

「もう少し片付けしたら私も戻るね」

「ええ、僕らは先に帰りますけど
夕飯作りお手伝いしますから帰ったら呼んでください」

そうして二人は華楠と別れた

「悟空、僕たちもなっちゃんを見習わないといけませんね……」



​───────​───────​─────

(結構稼げたな〜♪)
片付けを終え荷物を持ちながら華楠は帰路につく。

「オネーサン、オネーサン。
旅の人?すンごい踊りだったね〜」

「ほ〜んと、俺見入っちゃった♪」

柄の悪そうな男二人組が華楠の前に立ちはだかった

「あ、ありがとうございます。
すみません先を急ぐので…」

すり抜けようとするが行く手を阻まれてしまう

「で、誰の許可得てやってンの?」

「そーそー、勝手にあーいうことされると困っちゃうんだよねー」

「…っ!それは…ごめんなさい…知らなくて」

「知らなくてじゃ済まないんだよナー」
「責任とって貰わないとだねー」

男はニヤついた顔をしながら、サッと薬品の染み込んだハンカチを華楠の鼻と口に当てる

体の力が抜け膝から落ちると同時に二人の男は彼女の身体を抱え込み、細い路地へと消えて行った。
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