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【最遊記】千日紅

第8章 Love Trigger★


「街だー!」

吊橋から落ちたため多少のロスはあれど、それでも川を迂回せずに済み時短できた。
おかげであれから少しジープで走って新しい街に着いたのだった。


車内は少し気まずい空気だったのだけれども(悟空以外)


比較的大きく栄えている街のため、宿も一人一部屋とることができた。

「僕は買い出しへ行きますけど皆さんはどうしますか?」

「俺八戒と行くー!」

「俺はナンパ♪」

「タバコ。」

「タバコ切れそうだからついでに買ってきて下さい、って言わないと買ってきませんよ?」

「あ、私もこの後出かけるけど夕飯までには戻るからね。」

各々がこの後の予定を報告し、各部屋へ入って行った。



華楠はというと…………

〜♪〜〜〜♪〜
シャン シャンシャン♪

通りの空いている一角で踊りを踊っていた。

初めて三蔵達に会った時と同じ、妖艶な衣装を着て、腰に着けたベルトの装飾をシャンシャン鳴らしながら

地面には異国情緒漂う音楽が流れるラジカセと、おひねりを入れてもらうための手のひらサイズの小箱を置いて。

行き交う人々は初めて見る音楽と踊りに足を止め、華楠の踊りに魅入っている。

激しく胸や腰を揺らすと、観客(主に男)からの声援や口笛が響き、小箱にお金を投げ入れられる。
その声に何事かとどんどん人も集まり大きな人だかりとなっていった。



ざわざわ
ピィーッ いいぞー!
おお〜!


「なァ八戒!あの人だかり何だろ!?」
悟空が指さす方を見るが人が多くてよく見えない
「催し物でもやってるんですかねぇ」

人の隙間をすり抜けながら見える場所まで移動した八戒は目を見開いた。

「あれ華楠じゃん!」

ベールを舞わせながらくるくる回る彼女に一層声援が上がる

〜〜〜〜〜〜〜♪

音楽が止み数秒動きが止まった後、お辞儀をする彼女に大きな拍手と小箱にお金を投げ入れる音が響いた。
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