第7章 RIVER
三蔵side
甘い……匂いと……
掌の中の柔らかな感触……
江流、知っていますか?
女性は時折、桃に例えられることを。
「桃、ですか?」
香りは芳しく、実は瑞々しく甘い
少しでも雑に扱うとすぐ傷をつけてしまう。
そんな柔らかさと繊細さが、女性に似ていると言われる所以ですかねぇ。
江流、あなたが大人になって愛する女性ができた時には桃に触れるかのように優しく接してあげるんですよ。
(愛する女……か)
(優しく丁寧に扱わなければいけない女なら、俺はいらない)
そんなのは邪魔なだけだ
俺は隣に立てるヤツしかいらねぇ)
(丁寧に、だ?
繊細、だ?
華楠…お前は…
そんなタマじゃねーだろ)
(ま…柔らかさだけは…ある…か…)
「さんぞ……んっ……」
(なん……だ……?)
うっすら目を開けると紅髪がもぞもぞ動いている
「はっ…アッ…んうっっ」
そして聞こえるのは小さく喘ぐ声
華楠に被せるように乗せている俺の腕の先は、しっかり彼女の胸を手に収め揉みしだいていた
(桃…か…)
先程夢の中で見た、師匠との過去の会話を思い出す。
(芳しく)
背を向いている彼女の首筋に鼻を寄せ、その匂いを嗅ぐ
(柔らかく)
掌で包むように胸の膨らみをゆっくり揉んでいく。初めて触れる、自分にはない女性特有の柔らかさにむくりと下半身が反応した
「んっ……」
反応したモノが華楠の尻に直に当たる。
彼女も気付いたようだったが、驚くことに彼女は腰を揺らし始めた。
(こいつ…)
(実は瑞々しく)
腰を揺らす彼女の股の間に自分のソレが挟まった。華楠のそこは濡れているのだろう、クチュ…と小さく水音がした。
(っ……このままだと…っ)
なんとか欲を押さえ込み、声をかける
「おい変態女」