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【最遊記】千日紅

第7章 RIVER


「ねぇ八戒」バシッゴキッ

「なんでしょうか」ドォォン

「この先なんだけどさ大きな川があってねドカッバキッ……地図がこんな感じでバンッガスッどうしたら良いと思う?」ビシッドゴッ

「なるほど…あとで皆に意見でも聞きましょうか」バゴォオオン

急遽襲ってきた下っ端妖怪たちをなぎ倒しながら、涼しい顔をして今後のルートの話をする八戒と華楠



「と、そんなわけで
こちらを見て頂きたいんですが」

妖怪を倒し終えた八戒は、手をパンパン払い地図を広げる


「この先に大きな川があってね。
地図だと、ここに橋が描かれてるんだけど…」

華楠が地図に指を指す。その先は

「バツって書いてある」

「そう。本来は橋がかかっていてその橋を使って両岸を行き来してたと思うのね。でも何らかの理由で今その橋が使えないっぽくて」

「橋が使えないとなると山越えしないといけないんですけど、この距離だと1ヶ月はかかりそうなんですよね」


うーーーーんと考えこむ八戒と華楠

「とりあえずその橋まで行ってみて状況を見るしかねぇだろ」

「さっすが三蔵サマ!頼りになる〜」







​───────​───────​───



「……で、目的の橋に着いたわけだけど」

「…これは……まぁ……」

「どーする?」

「やだぁーーー!!!」

目の前には吊り橋がかかっているが、橋の入口には
『危険!通行禁止!』
の貼紙

吊橋は見るからに古そうでところどころ足元が抜け落ちていたり、ロープが細くなっている

「では多数決をとります。

急がば回れ、山道1ヶ月ルートの人」

華楠と八戒が手を挙げる

「ドキドキ!恋が芽生えるかも!?吊橋ルートの人」

悟浄、悟空、三蔵が手を挙げる

「1ヶ月のロスはデカすぎるからな」
「バッと渡っちゃえばいけるっしょ!」
「まー何とかなるんでない?」

「八戒〜〜〜〜〜」
何とも危機感のない3人に華楠は泣きそうな顔をして八戒を見る

「最悪落ちてもこの高さと流れなら大事に至ることはないでしょう

多数決ですし」


川を見下ろし言う八戒に一人顔を青くする華楠だった




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