第44章 My Cheerleader (R18)
ホークスは改めてユカリへ視線を向けた。
そして、何気ない調子で問いかける。
「ねぇ、ユカリちゃん」
「はい?」
「もしかして――彼氏、出来た?」
「え?」
ユカリがぱちりと目を瞬かせる。
その隣で、ねじれがぱっと顔を輝かせた。
「すごーい!なんで分かるの、ホークスさん!?」
「ん?」
ホークスは楽しそうに笑う。
「そりゃあ、あんな怖い顔で睨まれちゃねぇ」
「えっ……」
ユカリが思わずコートへ視線を向ける。
けれど、爆豪を探すより先に、ホークスが軽く笑った。
「ね?」
「あ、えっと……」
不意に振られ、ユカリは頬を赤くしながら言葉を濁す。
その反応を見て、ホークスの口元がさらに緩んだ。
「……妬けるなぁ」
「え?」
意味が分からず、ユカリがホークスを見上げる。
その瞬間だった。
ホークスは何のためらいもなく、ユカリの肩へ腕を回した。
「ホークスさん……?」
突然の距離の近さに、ユカリが驚く。
けれど、ホークスは気にする様子もない。
「ユカリちゃん、積もる話もあることだしさ――」
肩を抱いたまま、にっと笑う。
「今日の夜、飯行かない?」
「えっ……?」
ユカリが目を丸くする。
突然の誘いに戸惑う彼女の横で、ねじれが楽しそうに笑った。
「わ〜!ユカリ、モテモテだ〜!」
「い、いや、違うからねじれ……」
ユカリは困ったように笑いながら、ねじれへ振り返った。