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【ヒロアカ】MY SWEET HEROES

第30章 反省文




***

一方その頃。

雄英高校。

職員室の隣にある会議室。

そこには異様な光景が広がっていた。

窓から差し込む朝日。

長机。

壁際に並ぶ椅子。

普段なら教師たちの会議に使われるだけの部屋。

だが今は違う。

なぜなら。


「正座」だからだ。


しかも五人。

綺麗に一列に並んでいる。

爆豪勝己。

轟焦凍。

緑谷出久。

通形ミリオ。

天喰環。

雄英でも屈指の実力者たちが仲良く正座していた。

なんとも豪華な顔ぶれである。

そして―――その正面。

相澤消太。

腕を組み、無言で立っていた。

怖い。

ものすごく怖い。

会議室には時計の秒針だけが響いている。

誰も口を開かない。

いや、開けない。

出久はすでに顔色が悪かった。

膝の上に置いた拳が小刻みに震えている。

環はもっと酷い。

「……帰りたい」

今にも消滅しそうだった。

「環……ごめん……」

隣のミリオも珍しく笑っていない。

いつもなら場を明るくしようとする男。

だが、今だけは背筋を伸ばして神妙な顔をしている。

轟は真面目に座っていた。

反省はしている。

だが自分の行動が間違いだったとも思っていない。

そんな複雑な表情だ。

そして。

爆豪だけはふてくされていた。


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