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呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第17章 渋谷事変


「ナナミーン!!ナナミン、いるー?!」

この声は……。

私は恵たちと合流し、七海さんや猪野さんと共に行動していた。
そんな中で街中に響き渡った、悠仁の声。

「五条先生が!封印されたんだけどー?!」

息を呑み、グッと拳を握る。
だけど、頭は理解していなかった。
――あの悟が、封印された?

わかっていた。
敵の狙いは、悟だってこと。
じゃないと、悟のことを知らない一般人が「五条悟を連れて来い」なんて言わない。

「3人共、予定変更です。すぐに虎杖くんと合流します。もし封印が本当なら――終わりです。この国の人間、全て」

七海さんの言葉に、ざわついた胸を落ち着けていく。
悟は……強い。
現代最強がそう簡単に封印されるわけない。

みんなで声のする方へ走っていく。
足取りは重かった。

「恵……悟は、大丈夫だよね?」

例え最強だからと、いつも大丈夫なわけではない。
悟だって弱い部分はある。
特に……あの人が絡むことでは。

それでも、認めたくなかった。
恩師とも言える人が、封印。

「わかんねぇ。虎杖の勘違いだと、思いたい」

そんなことを言いながらも、恵は私と違って、とても冷静だった。

もしあの時、悟と別れずに一緒にいたら、何か変わっていただろうか。

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