第6章 【五条悟】勿忘草の悪魔 Ⅲ**
「っ――あ、あぁっ!」
さっきよりもずっと深いところまで刺激されて、一瞬目の前がチカチカした。
最初は確かに痛かったはずなのに。
五条さんが抜き差しを繰り返すうちに、身体の奥が疼くような熱を持ち始めた。
ずるっ、ぐちゅっ、と。
水音を立てながら、五条さんのものが私の中を行き来する。
「あ、ぁ……っ、ごじょ、さんっ……あぁっ!」
「……っ、はぁ……すごい締め付けてくるじゃん……」
私を見下ろす五条さんの顔には、いつもの余裕なんて全然なくて。
荒い息を零しながら、五条さんが私の肩へ額を押しつける。
首筋には、何度も熱いキスが落ちてきた。
「あぁっ! だめっ、そんな、おく……っ、あぁあっ!」
押し寄せる感覚に、あっという間に何も考えられなくなっていく。
不意に、五条さんの腕が私の背中と膝の裏へ回った。
「ひゃっ!?」
ぐるんっ、と視界が回る。
五条さんはベッドの上に胡座をかくようにして座っていて。
私は、彼と向かい合う形で、その膝の上に跨がらされていた。
「や……あっ、これっ、ふか、い……っ」
体勢が変わったことで、自分の体重までかかって、さっきよりもさらに奥まで五条さんを感じてしまう。
「ははっ……すご。僕の全部入った。、見てよ」
促されるままに下へ視線を落とすと。
「っ……〜〜〜!!」
そこには、五条さんのものを根元まで完全に飲み込んでいる自分の身体。
重なり合う繋ぎ目は、私から溢れ出た蜜でぐっしょりと濡れていて、つやつやといやらしく光っている。
「いやっ、はずか、しい……っ」
あまりにもえっちな自分たちの姿。
マニュアルに載っていた図解と、まったく同じ格好を私たちがしている。
研修で見た時は何とも思わなかったのに。
まさか自分が五条さんと実践することになるなんて。
研修では、こんなに恥ずかしいなんて教えてくれなかった!!
両手で顔を覆おうとしたけれど、五条さんに手首を掴まれて、隠すことすらできなかった。