第6章 【五条悟】勿忘草の悪魔 Ⅲ**
「あ……五条さん?」
どこ行っちゃうの。
もっと触ってほしいのに。
サービスタイムは、もう終わりですか?
私、延長料金払いますから。
夢の中の彼を呼び止めようと上体を起こすと、五条さんが私の足の間へ下りていくのが見えた。
五条さんの手が私の膝に触れて、そのまま太腿を滑っていく。
そして、ショートパンツの裾へ指がかかった。
「え……なに……?」
夢の五条さん、サービスが急に本格的なんですけど。
ショートパンツは、下着ごとするりと脚から抜かれてしまった。
「あ、ちょ、そこまで――」
言い切る前に、五条さんの白い髪が視界の下へ沈んでいく。
さっきから熱を持って疼いている場所に、柔らかくて湿ったものが這わされた。
「ひゃあっ……!? あ、あぁっ……」
自分でも信じられないくらい、身体が大きく跳ねた。
五条さんの舌先が、下から掬い上げるようにそこを舐め上げる。
「あ、それ、だめぇ……っ」
ちゅぱちゅぱと水音を立てながら吸われるたびに、頭の芯から溶けていく。
「は、ぁっ……! っ、やぁあ……!」
待って。
夢なのに。
どうしてこんなに、はっきりと舌の感触がわかるの。
それに、内腿に触れる、さらさらとした髪のくすぐったい感触も。
「あ、ごじょ……さっ、そこ、だめぇっ……!」
あまりの気持ちよさに、シーツを力いっぱい握りしめる。
尻尾もどうにかなってしまいそうなほど、空中でバタバタと暴れた。
「舐めてもどんどん溢れてくる……」
そう言って五条さんは、零れ落ちるものを残さず掬うみたいに、何度も舌を這わせてくる。
こんなこと、恥ずかしいはずなのに。
大好きな人が私の一番恥ずかしい場所に顔を埋めている。
いけないことをさせているみたいな感覚に、胸がどきどきして止まらない。