• テキストサイズ

【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第5章 【五条悟】勿忘草の悪魔 II**






勿忘草を見たあの日から、数日が経った。


五条さんは相変わらず何も変わらない。
甘いものを食べて、私をからかって、必要な時には当たり前みたいに精気をくれる。

変わってしまったのは、私の方。



「、最近ちょっと上の空じゃない?」



五条さんの声が、耳元で甘く落ちる。
ソファに押し倒されるようにして、私は五条さんの肩にしがみついていた。


少し強引に唇を塞がれ、熱い舌が口内を深く這う。
ちゅ、と艶っぽい水音が響くたびに、甘くて濃厚な精気が舌先から流れ込んでくる。

息継ぎの隙も与えてくれない、とろけるようなキス。


いつもと同じはずなのに。
ただ、契約として精気を受け取っているだけのはずなのに。


勿忘草の前で気づいてしまった気持ちが、数日経った今も、火傷みたいに疼いている。

五条さんに触れられるたび、その場所から熱が広がっていくようだった。



「ん……っ、ぁ、五条さ……っ」



名前を呼ぼうとした声は、またキスで奪われた。

五条さんの大きな手が腰を撫で、スカートの裾をそっと持ち上げる。
長い指が太ももの内側を滑るように這い上がってきた瞬間、びくりと身体が跳ねた。



「反応よすぎ」



余裕たっぷりに囁きながら、下着をずらし、指を私の奥に滑りこませた。
もう何度もこうして触れられているせいか、身体はその指をするりと受け入れてしまう。



「ひゃ……っ、だめっ……!」



五条さんの指が、一番敏感な部分を的確に、執拗に撫で上げる。

指が動くたび、下腹部がじんと熱くなり、身体の奥から甘い痺れが広がっていく。
自分が恥ずかしいくらいに濡れてしまっているのがわかった。



「、腰動いてる……気持ちいい?」

「き、聞かないでくださいよぉ……っ」

「無理。可愛いから」



可愛いなんて、当たり前みたいに言わないでほしい。
私は『大事な子』じゃない。

あなたに恋をしてしまった、ただの淫魔なのに。
/ 333ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp