• テキストサイズ

【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第7章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない**


恵ものこういうところがたまんないのかな。

そう思ったら、さっきまで可愛かった赤い頬が急に気に入らなくなった。


僕はの頭に手を乗せた。



「僕がいない間もいい子にしててね」

「……?」



耳元まで顔を寄せて、わざと声を落とす。



「この前言ったこと、ちゃんと覚えてるでしょ?」

「……っ」

「お土産、買ってきてあげるから」



は何か言いたそうに唇を開いたけど、何も言わず、僕の手の下でおとなしく俯いた。

……ちゃんと覚えてるみたいだね。
えらいえらい。



「じゃ、行ってくるね」

「……先生、いってらっしゃい。気をつけて」

「僕を誰だと思ってるの」



ひらひらと手を振って、その場を立ち去る。
少し歩いたところで、なんとなく振り返った。


はまだ、その場に立っていた。
さっき僕が触れた場所へそっと手を置いて、嬉しそうに目を細めている。


ちゃんと効いてるじゃん。
僕がかけた呪い。

















「…………悟、悟ってば」








その声で、ようやく目の前に女がいることを思い出した。



「え、なに?」



視線だけを向けると、色っぽい下着をつけた女が、脱いだ服を椅子の背にかけているところだった。



「今日、何時まで一緒にいられるのって聞いたんだけど」



ああ、そうだった。

出張先の任務が思いのほか早く終わって、予定より早く都内に戻ってきた。

なんとなく、スッキリしたくなって。
帰りに適当に連絡したんだっけ。


僕はヘッドボードにもたれたまま、片脚を立てる。
もう片方はシーツの上にだらしなく投げ出した。


女は振り返ると、残っていた下着もすべて脱ぎ捨てて、ベッドへ上がってきた。


顔はまあ、美人。
スタイルもいい。
胸だってでかい。
/ 333ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp