第22章 素直になって*💛
家に着いて玄関に入ったけどヒールのストラップが自分で外せなくなってる。
「脱げないの。ゆーごに手伝ってほしい」
「いいけど、これどうやんの?」
「ここを外して…そっちにやって」
「女子の靴、むっず。あ、こう?」
「そう!ありがと!上手だねぇ」
「マジで酔ってんなぁ」
屈んだ俺の頭をわしゃわしゃ撫でて部屋に入ってく。かわいい子ほど手がかかるとはまさにこの事だな。
部屋に入って上着をハンガーに掛けると背中にはがくっついてて腕を回されてぎゅってされてる。
「ゆーごぉ」
「お、なになに」
「会いたかった」
「俺も早く会いたかったよ?だから迎え行った」
「…方向音痴心配されただけかと思ってた」
「まぁそれもあるけど早く会いたかったのは本当」
向かい合って抱き寄せればの髪の香りがする。背中をゆっくり撫でるたび、安心したのか力が抜けていく。
「会えない間、頑張ってた?」
「…がんばった。だから甘えてもいいですかっ?」
「あははっ!なにその急な敬語はー?いいよ。そっち座ろ」