第10章 彼は彼女を取り戻したい 【ONE PIECE ロー】
「ひぅ…! そこ……だめぇ、変な……っ、あぁ!」
「石鹸の泡で感じてんのかよ。……いいぜ、もっと鳴け。その汚ねェ記憶を、俺への喘ぎ声で上書きしてやる。お前の中に残っていいのは、俺の指の感触だけだ……」
泡のヌルりとした感触と、耳元で囁かれる独占欲に満ちた言葉。
いのりの意識は、男が与える強烈な快楽に塗り潰されていった。
降り注ぐシャワーが、絡み合った泡を白く流していく。
ローはいのりを強引に後ろ向きに反転させると、背中からその細い体を抱き込んだ。
「あ……っ、ロー、さん……」
片腕で濡れた胸を無造作に揉みしだき、もう一方の手は容赦なく彼女の秘部へと伸ばされる。
指先が、男に汚された痕跡を根こそぎ掻き出すように、熱く蠢くナカへと深く沈み込んだ。
「嫌……っ! ああ、あぁぁ! 激し、すぎ……っ!」
「動くな。奥まで、綺麗にしてやる……」
激しい指使いが、シャワーの水音に混じって卑猥な水音を立てる。
内壁の柔らかなひだを、抉るように、そして愛しむように激しく掻き回される感覚。
「はぁ、ぁ! ん、あ……っ! ああぁぁ!!」
「……ハッ。そんなに震えて、どうした? ほら、全部流してやるよ」
ローの指が最奥の「そこ」を強烈に突き上げた瞬間、いのりの体は弓なりに反り、言葉にならない悲鳴を上げた。
「ひ、あぁぁぁ! ぁ……っ、あぁ……!!」
潮を吹き、膝から崩れ落ちようとする彼女を、ローは逃がさず強く抱き止めた。
羞恥に染まった顔を伏せ、荒い息を吐きながら震えるいのり。
そんな彼女の耳元で、ローは満足げに低く笑った。
「……いいぜ。今の感覚で、少しは頭の中が真っ白になったか?」
「はずか、しい……っ。もう、見ないで……」
「隠す必要はねェ。お前の身体は、今、俺の手だけでこんなに狂ったんだ……」
ローは彼女の耳たぶを甘噛みすると、濡れそぼった欲望をそのまま彼女の背後からあてがった。
「……仕上げだ。あの男の感触なんて、一ミリも残さねェほどに叩き込んでやる」
「あ、ぁ……! ロー、さ……っ、ああぁぁ!!」
容赦なく貫かれた衝撃に、いのりの視界が火花を散らす。
浴室に響き渡るのは、叩きつけるような激しい水音と、男の独占欲に翻弄される女の、高らかな喘ぎ声だけだった。