ぐうたらの私が異世界で帽子屋(マッドハッター)になる
第18章 第十八話
「とにかく先に進んでみましょう」
そう言って、レイチェルさんは先を歩き出した。
階段を降り切ると、そこには長い廊下があり、ろうそくに火がついていて、明るかった。
「どうみても、人工物…」
レイチェルさんは壁に手を当てながら言う。
そして廊下の先に、光が見えた。
「外だ…」
全員警戒しながら、外に出ると、そこは禍々しい庭が広がっていた。
食虫植物みたいのがいっぱい植えてあり、油断するとこちらが食われそうな植物ばかりだった。
そして、その庭の先。
毒々しい紫色をした、巨大な城が建っていた。