第10章 花道の不安
綾子side
綾子「さんに何があったか言いなさい」
花道「綾子さんと晴子さん…姉ちゃん…平均の体重より…下なんです」
晴子「えっ…」
なるほど…だから向こうでは言わなかったのね
花道「今の姉ちゃんだと…大分、危険みたいで…ガキの頃、それで入院して、点滴で栄養を取ってて」
綾子「この前、一緒にご飯を食べた時は普通に1人前を食べれてたわよ」
花道「その日の夜、綾子さんと晴子さんは夕飯、食べれました?」
晴子「うん、食べるよ」
もしかして…
綾子「…さんは食べれなかったの?」
花道「…はい…」
食が細い…細すぎるのね
私から見てもさんは小さい
そんな人が平均体重を下回っても可笑しくはないわね
晴子「だから、心配して」
花道「俺にはもう姉ちゃんしか居ないから…姉ちゃんは大丈夫…よくそう言うけど、不安なんっす」
いつもの桜木花道らしくないわね
それほど、さんを想ってるのね
花道「…もう大丈夫です…俺は姉ちゃんを信じて待ってますから」
桜木花道は体育館に戻った
晴子「桜木くん。さんが大切なんですね」
綾子「…そうね。さぁ私達も戻りましょ」