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たまのケージ【ヒロアカ】

第18章 会長の秘密(ホークス)


「それで、平和な生活が保てればいいと思うんだけど……」
「……お前正気か?」
ショートくんが信じられないといった表情をするけどとにかく、私はそう思ってるので頷いた。
「だってしょうがないじゃん?どこの馬の骨とも知れない女と浮気されるならキャバ嬢か風俗嬢の方がいい」
「うっ……お前がそれでいいなら、いいけど……」
そう言って、ショートくんは青ざめた。

 まぁ……

 ショートくんっていかにも僕純愛しますって感じだもんなぁ……

 キャバクラとかなんか、縁遠いかぁ。

「でも1年かぁ……春は短かったなぁ、ははっ」
私がそう言って笑うと、冬美さんがすかさずフォローに入ってくる。
「ねぇ繭莉ちゃん、ホークスさんきっと事情があるのよ。なんか、事件に巻き込まれてるとか……」
「いや、大丈夫冬美さん!ショックとか全然ないんで!」
「あら……」

次の言葉を失った冬美さんが黙り込んだ所で、今度はピンポンと呼び鈴が鳴った。

「あ!お客さんかしら!ちょっと出てくるわね」
今度は冬美さんが玄関へと向かって行った。
「誰だろうね?」
「さぁ、知らねぇ」
私達がそんな会話をしていると、冬美さんが誰かを連れて戻ってきた。
「焦凍、爆豪くん来てくれたわよ!」
そう言った冬美さんの後ろにいたのは、どこか見覚えのある男の人だったので、記憶の糸を辿りまくると1人のヒーローに辿り着いた。

 ……あ!

 あいつだ、大・爆・殺・神ダイナマイト!

 名前、長いな……

 つーか本名爆豪っていうんだ……

そんなダイナマイトは、抱えていた段ボールをショートくんに渡していた。
「これ、やるよ」
「ああ、悪ぃ」
それを受け取ったショートくんが段ボールを開けると、そこにあったのはちょっとオシャレな小さめの電気スタンド。
「わー、ダイナマなんかオシャレ……」
ついそう呟いた私に気付いたダイナマイトが「あ?」と何故かガンを飛ばしてくる。
「誰だテメェ」
「いや、私はただのしがない一般人だけど……っていうかホント、センスよくない?ショートくんちょっと見せて!」
ショートくんに向かって両手を差し出すと、そこに電気スタンドが手渡される。
「どんな電気点くのかな……っと」
「あ!何勝手にいじってんだ!」
ダイナマイトの言葉を無視して電源をちょいとお借りして電気スタンドのスイッチを入れる。

「……あれ?」
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