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【呪術廻戦】兄者、私人間になりたい!

第25章 京都姉妹校交流会ー団体戦ー


「悟は遅刻だ」

「悟が時間通りに来るわけねーだろ」

「誰もバカが五条先生のこととは、言ってませんよ」

パンダと真希の言葉に、伏黒がツッコむ。

「おまたー!!」

五条が台車をつきながら現れた。台車の上には大きめの箱と数体の人形。

「やぁやぁ、皆さんおそろいで。私、出張で海外に行ってましてね。はい、お土産。京都の皆にはとある部族のお守りを。歌姫のはないよ」

「いらねぇよ!!」

大人になっても、五条と歌姫は馬が合わないみたいだ。

「そして、東京都の皆にはコチラ!!」

バゴッと蓋が開き、虎杖が元気よく飛び出した。

「故人の虎杖悠仁君でぇーっす!!」

伏黒と釘崎は、はぁ?という顔をしていた。全然喜んでいないことに、虎杖は困惑する。京都の人達はお土産に夢中で、虎杖のことすら見ていなかった。

「宿儺の器!?どういうことだ…」

遠くから様子を見ていた、楽巌寺が目を丸くする。隣には夜蛾もいる。

「楽巌寺学長ー!いやー、良かった、良かった。びっくりして死んじゃったら、どうしようかと心配しましたよ」

楽巌寺の側まで来ると、五条はククッと笑った。糞餓鬼が、と楽巌寺は五条を睨んだ。

「おい」

釘崎が虎杖が入っている箱を蹴る。

「あ、はい」

「何か言うことあんだろ」

釘崎の涙目の顔を見て、ロロと虎杖は頭を下げる。

「悠仁が生きていること黙ってて、すみませんでした」

「生きていること、黙っててすんませんでした…」

京都姉妹校交流会。1日目、団体戦。『チキチキ呪霊討伐猛レース』。指定された区間内に放たれた2級呪霊を、先に祓ったチームの勝利となる。区間内には3級以下の呪霊も複数放たれており、日没までに決着がつかなかった場合、討伐数の多いチームに軍配が上がる。それ以外のルール一切なし。

「勿論、妨害行為もアリなわけだが、あくまで君達は共に呪いに立ち向かう仲間だ。交流会は競い合いの中で、仲間を知り己を知るためのもの。相手を殺したり再起不能の怪我を負わせることのないように。以上。開始時刻の正午まで、解散」

室内に移動したロロ達は、夜蛾の説明を受ける。夜蛾は五条にヘッドロックをかけていた。それを見て、歌姫がクスクスと笑う。
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