第109章 妖しい三人の夜〜冨岡義勇【R強強】
義勇の腕の中で、ゆきの身体が小さく痙攣するようにビクッと跳ねる。
あれほど激しかった熱は徐々に薄れ始めているようで、義勇の与える強烈な快感に対する反応も、次第に鈍くなってきていた。
媚薬の効果が行為によって薄れていっているようだった。
幸の説明通り熱を逃したからだった。
しかし、未だに極限の熱量を孕んだままの義勇は果てる気配すらない。
力が抜けてぐったりと身を委ねるゆきを容赦なく抱き続け、同じ調子で腰を打ち付け続ける。
ゆき自身はすでに何度も絶頂を迎えていた、熱い身体が冷めていく…
しかし義勇は、自分のすべてをこの愛しい身体に深く刻み込みたい―。
その執着に突き動かされるように、いったん自身を抜いた…。抜くと同時に蜜が溢れ出してくる…
再びゆきの体勢を変えた。
俺は、まだ収まりそうにない…早くまたお前の中に、入りたい。
ぐったりとしたゆきを仰向けに捉え直すと、両膝の裏に両手を差し入れ、さらに奥まで突き入れやすいよう大きく脚を持ち上げる。
そして、逃げ場を失ったその柔らかい中へと、硬く熱を帯びたモノを再び深く突き入れた。
もはや声を上げる元気すら残っていないゆきに対し、義勇は容赦のなく腰を振った。
久しぶりに手に入れた愛しい存在をいつまででも感じていたかった。
びっしょりと掻いた汗で、ゆきの濡れた髪が額に纏わりついていた。
義勇はその髪を愛おしそうに、優しく掻き分けながら、なおも激しく腰を突き続ける。
部屋のなかに響くのは、生々しい肉のぶつかる音と、水を含んだ甘い音、そして二人の荒い息遣いばかりだった。
パンッ、パンッ、パンッ―
と、甘い情事の音が、部屋に幾重にもこだましていく。
その頃、閉ざされた障子のすぐ向こうの廊下では…
幸が、まるで魂が抜けたかのようにぼーっと立ち尽くしていた。
暗い闇のなかで微動だにせず、部屋の中から途切れなく漏れ聞こえてくる情事の音を、ずっと聞き続けていた。
拳を握りしめながら…