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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第22章 恐怖




「ほどの剣士が
簡単に鬼の毒を喰らったとは思えないのだが…」


し「そうなんですよね…。
私もそこが引っかかってて…、
不死川さんは何かご存知ですか?」





胡蝶の問いに
不死川は首を二、三度振って答えた。




一体の身に何があったんだ…




その疑問の答えを考えていると
病室の扉がガラッと音を立てて開き、扉の方へ目を向けると、鬼殺隊ではない風貌の女性が1人立っていた。






「あの…、突然お伺いして申し訳ありません…。」

し「どちら様でしょうか?」

「私は…、そちらの女性が助けて下さった娘の母親です。」





助けた…?



そういえばの任務は確か…


若い女が多数、行方不明になっていて
それは恐らく鬼の被害によるものだと思われていた為、その鬼を見つけ出すことだったはず…。


つまり、この女性の娘も
鬼に攫われた被害者だったが、のおかげで無事だったということか…。






「あの…、こちらの女性の意識はまだお戻りにならないのでしょうか…?」


し「いえ、いずれ目を覚ますと思いますよ?
鬼による毒も既に解毒済みですので。」


「毒、って……っ、
じゃあやっぱり…
娘から聞いた話は本当だったんですね…」





…その言葉を聞いた俺達は、娘から聞いたという話を詳しく話してもらうように伝え、


女性は了承すると、
眠っているを見つめた後、苦しそうに顔を歪めながら話し出した。







「娘が鬼に囚われていた時
殆どの時間、気を失っていたようでした…。
でも、この方が鬼と戦っている時の物音で、意識を取り戻したんです。目に入った鬼はとても不気味で
娘は恐怖で声を荒げてしまい……、
その鬼が騒がしく叫ぶ娘を黙らせる為に、毒のような物を撒き散らしてきたそうで…」



冨「「!!!!」」



し「それじゃあ…、まさかさんは…」






…最後まで聞かずとも、既に察しがついた。





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