第45章 輝く舞台、愛される存在
そのころ会場では、
「さぁみなさん!この文化祭の目玉と言っても過言ではない!今年だからこそできる!特別ステージ!!その主役がいよいよ登場します!!!!」
マ「Yeahhhh〜!!!」
司会の生徒と一緒に、マイクもテンション高く盛り上げる。
ほぼ全校生徒が、いまかいまかとの登場を待ちわびていた。
「それではお呼びしましょう!われら雄英の姫にして女神!先生の特別ステージです!! どうぞっ!!」
わぁあああ!!!
と、割れんばかりの歓声の中、は両脇を支えられるようにしてステージへ登場した。
「「「「…………」」」」
あまりの美しさに、一瞬だけ会場全体が静まる。
が、次の瞬間。
「「「「うぉぉおおおお!!!」」」」
熱狂が一気に爆発した。
爆「っ!!ンだよあの格好!」
轟「………」
この2人は明らかに納得がいっていない。
……いや、もう1人。
相(……………聞いてたやつと違うじゃねぇか。なんだあの衣装は…)
表情はいつもの無表情のまま。
けれど、眉間にはくっきりと深い皺。
露出された足。
普段は見えない素肌がライトに照らされるだけで、会場はさらに沸き立つ。
中には興奮しすぎて鼻血を出して倒れそうになる生徒もいた。
「い……いやぁ…これは…………綺麗ですね…。本当に………綺麗です……」
あのマイクですら、ぽかーんと口を開けて固まっていた。
喋ることすら忘れるほどにから目が離れない。
「………っ、あ!すみません見とれていました…。では、特別ステージ、始まります。まずは、先生の……ライブから!!!!!何を歌ってくれるんでしょうか。…それでは、よろしくお願いします」
司会の言葉とともに、ギターとマイクが手渡される。
「え!?ライブ!?」「歌うの!?」
会場はざわつき、はあまりの急展開に胸が高鳴る。
ギターを肩にかけ、マイクを握りしめながら、はステージ中央、マイクスタンドの前へと歩みを進めた。