第42章 戻らない未来、守りたい命
そして次の日、ようやくは退院した。
退院直後、警察の方々に連れられ聞き取り調査に協力した。
そして終わったら雄英まで送り届けてくれた。
戻った時にはもう放課後で、夕日は沈みかけていた。
そのまま校長室へと足を運び、校長に顔を出す。
校「お疲れ様。体は大丈夫かい?1人の少女を救えたこと、とても感謝している」
ありがとうございます、と頭を下げ、今度は職員室へ。
扉を開けると、見慣れた景色、懐かしい声。
ほんの少しだけ緊張しながら、は口を開いた。
「お疲れ様です」
その声に、職員室の空気が止まる。
一斉に視線が集まった。
数秒、誰も動かなかった。
本当にそこにいるのか確かめるみたいに。
そして。
ミ「!!」
最初に立ち上がったのはミッドナイトだった。
勢いよく駆け寄ると、そのまま強く抱き締める。
ミ「あなた死にかけたって聞いたわよ!?」
声が少し震えていた。
ミ「ほんと、生きて帰ってきてくれて良かった……!」
「睡さん……」
その腕の温かさが嬉しい。
マ「ァァァ!!」
続いてマイクが立ち上がる。
マ「心配したんだぞォ!!」
「ご、ごめんなさい……」
マ「謝んな!生きてりゃそれでいい!」
その言葉に胸が熱くなる。
ブラドも、エクトプラズムも、セメントスも。
皆、それぞれ言葉をかけてくれた。
大丈夫か。
無理するな。
本当に良かった。
その一つ一つが温かかった。