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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第41章 血塗られた救済、救われた命


相澤が最後に3人を“見て”個性を消し、そのうち1人を一瞬で沈めた。

天「さん!……ミリオを頼むよ。あいつは絶対に無理をするから」

「うん、わかった。環も怪我、しないでね」

互いの視線が一瞬重なり、天喰の瞳に宿る強さを信じたちは天喰を残してさらに奥へと駆けた。

天喰は背を向けていくの姿を思い浮かべながら。
その想いと共に、1人で3人を食らい続けた。

天喰が作った“数秒”。
誰も、それを無駄にしない。
その覚悟を胸に、道をひたすら進む。

動きを見せなかった壁が突然暴れだし、相澤だけを分断しようと迫る。
瞬時にファットガムと切島が飛び込み、相澤を庇って別方向へ押し込まれた。

そこから、2人の熱い戦いが始まる。
戦闘中、もちろん切島の脳裏に浮かんだのは、の顔だった。

ひとり、またひとりと仲間が減っていく。
それでも誰も足を止めない。
壊理ちゃんを救うために。

突然、天井が、壁が、地面が襲いかかる。
ロックロックが瞬時に“ロック”をかけて動きを封じるが、次から次へと動く壁は休むことを知らない。

さらに、その向こうから迫ってくる壁は緑谷が粉砕し続ける。
混乱の渦の中、相澤は必死に入中の“本体”を探す。
一方で入中は、彼らを足止めすることだけを考えていた。

そしてまた、地面が割れて壁が突き出す。

「っ…!」

引かれる腕。
次の瞬間、は誰かの胸の中に収まっていた。

「未来さん……ありがとうございます」

ナイトアイが静かに、だが強く抱き留めた。

ナ「怪我はないか」

は小さく頷き、周囲を確認する。

どうやら分断されたらしい。
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