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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第41章 血塗られた救済、救われた命


警察がインターホンを押そうとした瞬間、屋敷の扉が内側から破裂するように開いた。

「何なんですか? 朝から大人数で」

ごつい体躯の組合員が飛びかかってくる。
瞬間、リューキュウが龍へと変身し、その身体で男を押さえ込んだ。

リューキュウ、そしてリューキュウの事務所にインターンしている波動・麗日・蛙水・サイドキックたちが前線を抑える。
その隙に、他のヒーローと警察が一気に屋敷の奥へとなだれ込んだ。

次々と湧くように組合員が現れるが、地方ヒーローたちが次々と対応し、前を開いていく。

、ナイトアイたちはただまっすぐに。
壊理ちゃんのいるはずの場所へ、迷わず駆け抜けた。

奥へ進むと、例の花瓶の棚が現れた。

ナ「ここだ。この下に隠し通路を開く仕掛けがある」

(やっぱり…)

ナイトアイは視た未来の通りに、板敷きを正確な順で押す。
ガコン、と低い音と共に床が開いた瞬間、さらに複数の組合員が飛び出してきた。

「なんじゃあ!テメェら!!!」

バブルガールとセンチピーダーが先陣を切り、その勢いを止める。
その隙に2人を抜け、また全員が壊理ちゃんの元へと走る。

階段を降りた先、道が突然塞がれていた。

「あれ…?」
通「俺、見てきます!」

通形が壁へ手を添え、個性で向こう側を見る。

通「壁で塞いであるだけです。ただかなり厚い壁です」

切「妨害できるつもりならめでてぇな!」

緑谷と切島が同時に踏み込み、轟音と共にその厚壁を粉砕した。

「2人ともさすが!」

だが、先へ進もうとした瞬間、通路がうねり、まるで生き物のように形を変え始めた。

「わっ…」

傾いた床に体勢を崩したへ、素早く伸びる大きな手。

相「大丈夫か!」

その手は温かくて、いつも危険の直前で支えてくれる人の手だった。
はその手をぎゅっと握り返した。
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