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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第40章 静かな潜入、掴んだ手がかり


会議終了後、は相澤と帰らずにナイトアイの元へ向かった。

「私、治崎にもう一度近づいてみます」

空気が凍る。

ナ「何を言っている。危険すぎる」

「……前に会った時、敵意は感じませんでした。接触できるのは私だけかもしれない。小さなヒントでもいい、掴みたいんです」

ナイトアイは黙っての目を見つめた。
折れない意志がそこにあった。

ナ「…わかっているのか。勘づかれれば"触れた瞬間終わる”相手だぞ」

「はい。それでも…あの子を助けたい」

しばらくの沈黙。
やがてナイトアイはゆっくり息を吐いた。

ナ「…君は止められないんだな。ならば徹底的に準備するぞ」

2人は深夜まで作戦を詰めた。

帰り際、ナイトアイはそっとの頭に手を置いた。


___________

は校長にだけ事情を伝え、学校を休むことに。
手土産代わりに小さなお菓子を買い、電車に揺られて向かった。

雨の日、優しくタオルを差し出してくれたあの男。
治崎がいる、死穢八斎會の本拠地へ。

ピンポン──。

静かな住宅街に、乾いた電子音が響く。
ほんの数秒の沈黙。
中からスーツ姿の男が3人出てきて、鋭い目つきでを見下ろした。

「…あ? 誰だよテメェ」
「なんの用だ、こんな場所まで」

もう一人は舌打ちしながら言い捨てたが、その視線はの穏やかな顔立ちをとらえると、一瞬だけ緩む。

「でも…いい女だな」

空気の刺すような張りつめた威圧感。
それでもはふわりと微笑み、両手でそっとお菓子の包みを持ち上げた。

「こんにちは。突然すみません。先日、廻さんに助けていただいたので…お礼に伺いました」

「は?お頭が女助けたとか、聞いたことねぇけど?」
「まぁでも、お礼ってのは…別に、悪くねぇか?」
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